『アフターコロナ時代のビジネス戦略』を開催しました
コロナショックにより、世界が一変しました。
全ての産業において、コロナ前とコロナ後はビジネスモデルを大きく変えないと生き残っていけないと言われています。
そして、コロナショックは一過性のものでなく、第二・第三のコロナが今後も起きる可能性が高いです。
とういうことは、今後のビジネスはアフターコロナの世界を見据えて、再構築する必要があるのです。
では、具体的にどうすればいいのか?
今回のオフ9定例会セミナーでは、3つのポイントに絞って解説しました。
以下、簡単にレポートいたします。
アフターコロナ後の世界とは?
コロナ後の世界は全作業が「オンライン化」すると言われます。
インターネットの使用を前提としたビジネスを設計しないと成り立たなくなります。
たとえば飲食店。
コロナ前は、行列や常に人がにぎわっている店が人気店でした。
でも、今は密集環境を嫌います。
それはコロナ後も続くでしょう。
とすると、今までの人気店だった武器が弱点に変わってしまうのです。
ディズニーランドがいい例。
行列や待ち時間のあえての設計で、期待感を高めるブランディングをしていましたが、今は営業すらできない。
価値観が物差しが一変してしまったいい例です。
そして、人はリアルの繋がりをオンラインに切り替えています。
オンライン飲み会
オンライン合コン
オンライン読書会
オンライン朝活
オンラインセミナー
オンライン結婚式
オンライン会議・テレワーク
・・・
そして、人は気づきます。
「あれ、オンラインでも意外とよくない??」と。
僕もその一人。
8年間毎週朝活を主催してきましたが、コロナの影響でオンライン開催に切り替えました。
多少のわちゃわちゃはありましたが、結論から言うとオンラインでも大満足でした。
[getpost id=”510″]
福岡に転勤になって参加できなくなったコアメンバーの仲間が久々に参加してくれたり、街に行く時間が削減できたり、カフェ代が浮いたり、とプラスの面もむしろ多かったです。
つまり、人はオンラインのメリットや良さに気づくと、もうオフラインだけの世界には戻れないということです。
人は便利さを覚えたら、昔の不便さには戻れません。
アフターコロナでは、多くのオフラインで行われたことがオンラインで行われる需要の転換が起きるのです。
アフターコロナを見据えて何をすべきか?
コロナショック真っ最中の今、大きく2グループの人がいます。
一つは、毎日不安を感じながらこの荒波が収まるのをただ耐えているグループ。
もう一つは、コロナ後の世界を見据えて果敢に行動し荒波をビックウェーブに変えようとしているグループ。
僕は後者でありたないと思います。
今は本当に、大きな大きな時代の転換期。
逆に新しい時代に乗っていく人には大きなチャンスだと思います。
だからこそ、しっかりとアフターコロナを見据えて、今何を学び・実行し、繋がるべきかが非常に重要です。
アフターコロナを見据えて磨いておくべきスキルは、次の3つだと思います。
①ライティング
全てのビジネスがオンライン化する世界においては、オンラインでの情報発信力が必須です。
ブログ、メルマガ、SNS発信力ですね。
発信力を強力にするには、ライティングスキルが重要。
中でも、人に行動を起こさせたくする「コピーラインティングスキル」は、今後非常に重要となります。
コピーライティングスキルが身についていれば、いつでも価値を生み出すことができるようになります。
②スピーキング
これからは動画の時代になります。
そうなると重要になるのがスピーキングの力です。
YouTube、ZOOMセミナー・コンサル、音声コンテンツ、そういったものを効果的に活用するためにも、スピーキングスキルを磨きましょう。
③ネット販売
お店や店舗ではなく、ますますオンラインでの買い物=ECが加速します。
モノだけでなく、コンテンツやサービスもオンラインでの販売がメインになってきます。
オンライン上で商品やサービスを販売する仕組みを持っていない人は、すぐにでも自前のネットショップやオンライン決済サービスを創りましょう。
オススメはBASE。
初期費用・月額使用料は一切無料で、誰でも簡単にネットショップを創ることができます。
ただ、ちょっと決済手数料が高いのが(約10%弱)難点。
売り上げ月10万円を超えてきたら、Shopifyがオススメです。
カナダ発のサービスですが、世界100万ショップ以上に使用され、とても使いやすいしできることが多いです。
月額3000円だけ掛かるのと、ちょっと作りこむのが難しいので、まずBASEで慣れてきたら切り替えるので良いと思います。
これからの3か月何をすべきか?
自分の事業やビジネスをオンライン化に対応させることは必須ですが、かと言って闇雲に行ってはいけません。
何をどうするべきかを、簡単にステップごとに解説します。
①事業のオンライン化のマップを考えよ
まずは、事業のオンライン化のマップを考えましょう。
どの媒体からお客様に知ってもらうか?
どの媒体からお客様を集客するか?
どうやって自分と信頼関係を築くか?
どうやって商品やサービスを紹介するか?
どうやって購入・決済してもらうか?
どうやってアフターフォロー・リピートしてもうらか?
このあたりを使用する媒体ごとに考え、認知・検討・購入・継続・拡散までを設計します。
②自分のキャラを立たせよ
オンラインの世界では、個人事業主も大企業や有名人も、同じ土俵です。
当然、ガチンコ勝負をしても勝ち目はありません。
なので、土俵をずらす必要があります。
そのために必要なのが、自分のキャラを立たせること。
ニッチなポジションを攻めることです。
個性×個性×個性でオンリー1の存在を目指しましょう。
たとえば、整体師をしているならば、
整体師×カウンセリング×オンラインにして、オンラインで体と心の両方をケアできます、みたいな打ち出し方をすれば、一気に独自のポジションを築くことができます。
これから、家籠り・人と会えないと確実に心が苦しくなる人が多くなるので、カウンセリングのニーズは増大しますしね。
③ブログやネットショップを始めよ
マップを描き、キャラ(ポジション)が決まったら、それにあった情報発信です。
そこで重要なのが、ブログです。
オンラインでは検索の世界です。
何をするにも、スマホで検索してから検討・購入します。
そういうときに、媒体がチラシだけでは話になりません。
最低でもアメブロ、できればワードプレスできっちりしたブログ兼ホームページを創っておきましょう。
そして、決済手段としてのネットショップ(EC)を創ります。
これは先ほど説明したBASEで十分です。
ここまでやってようやくスタートラインに立てたイメージです。
④とにかく継続せよ
あとは情報発信の継続です。
マップで作った戦略に沿って、ブログ・SNS・YouTube・メルマガ・公式LINEアカウント等を使って、情報発信を継続して行いましょう。
オンラインの世界はいきなりは結果は出ません。
最初の1か月くらいはほとんど反応がないこともあるでしょう。
それでも毎日毎日、PDCAを回しながら継続すれば必ず結果は出ます。
とにかく100日間、まずはやり切ってみてください。
まとめ
今回の『アフターコロナ後のビジネス戦略では』、
1. アフターコロナ後の世界とは?
2. アフターコロナを見据えて何をすべきか?
3. これからの3か月何をすべきか?
というテーマで解説しました。
約1時間という限られた中でしたので、概要・全体像的な話が中心となりました。
一番の肝は3のこれからの3か月何をすべきか?の具体的なところだと思っています。
このあたりは、また別のセミナー等でより掘り下げて解説していきたいなと思っています。
また、オフ9メンバーでオンラインで集まって、みんなでワードプレスやBASEの立ち上げや作りこみの会も、行っていきたいなと思っています。
オフラインサロン9に興味がある方はこちらから詳細を確認してみてくださいね。
コロナショックで本当に大変な状況の方が多いと思います。
でも、大変な時は大きく変わるチャンス。
荒波をビックウェーブとして捉え、飛躍のチャンスにしていきましょう!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。